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水戸芸術館パイプオルガン・プロムナード・コンサートが1500回 故郷の原風景に

「パイプオルガン・プロムナード・コンサート」

「パイプオルガン・プロムナード・コンサート」

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 水戸芸術館の「パイプオルガン・プロムナード・コンサート」が5月16日、1990年の第1回開催から1500回目を迎えた。

 同館エントランスホールで、無料でパイプオルガンの演奏を楽しめる「パイプオルガン・プロムナード・コンサート」。

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 パイプオルガンは、ヨーロッパの教会建築様式を取り入れて設計されたエントランスホール2階に設置。製作はドイツで修業し、マイスターの称号を得た日本人2人が手掛けた。同館のパイプオルガンは、高さ7.9メートル、幅7.68メートル。手鍵盤と足鍵盤、ストップと呼ばれる音栓(おんせん)と3238本のパイプを備え、国内最大級の規模を誇る。

 同コンサートは、自由な雰囲気の中でオルガンの音に親しんでもらおうと1990(平成2)年6月から開催している。東日本大震災で、約1000本のパイプが落下したが、2012年に修復した。昨年は新型コロナの影響により、一時中止していたが、昨年6月に同コンサートを再開した。

 1500回目のコンサートは、オルガン奏者の栗山美緒さんが担当した。ファンファーレ、J. S. バッハの「幻想曲 ト長調 BWV 572」、デュリュフレの組曲 作品5より「第2曲 シシリエンヌ」「第3曲 トッカータ」を披露。来場客らが聞き入る様子が見られた。

 栗山さんは「私自身、1年半ぶりの芸術館での演奏。1500回の節目に立たせていただき光栄」と話し「水戸芸術館のパイプオルガンは、建物の作りによる残響があり、海外の教会のような音色が魅力。今後も水戸のみなさんに楽しんでいただければ」とほほ笑む。

 音楽部門芸術監督の中村晃さんは「感慨深い。30年がたち、このコンサートが始まったころ子どもだった人が大人になって『小さい頃に聞いていた』と懐かしむ声も聞く。故郷の原風景の一つとなるよう、今後も続けていきたい」と話す。

 同館での演奏前日などに、オルガン奏者の練習に貸し出すなど演奏家の研さんの場としても提供している同館。中村さんは「芸術文化に貢献できるのは喜び」とも。

 次回のパイプオルガン・プロムナード・コンサートは6月19日、12時~12時30分、13時30分~14時に行う。

 現在、新型コロナ感染拡大防止として、客席の間隔を空け、全席指定・事前予約制での開催となる。予約は水戸芸術館チケット予約センター(TEL 029-231-8000)で5月29日から受け付ける。

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