新型コロナウイルスの影響を受ける学生を支援する「学生食料支援プロジェクト」が6月13日、茨城大学生協で学生を対象とした食料品や日用品の配布を行う。
昨年秋に発足した同プロジェクト。新型コロナの影響で、学費や食費などに困っているという報道や声を受け、代表の岩清水昌子さんが中心となり立ち上げた。同企画は昨年12月に始まり、3回目となる。初回は約200人、2回目は240セットの用意に対し約300人が来場した。今回は500人の来場を見込む。岩清水さんによると、開催時には学生から「バイトもなくなり、食べるものがなかったので助かった」と感謝の言葉もあったという。
現在、プロジェクトでは6月13日の支援に向け、食料品の寄付とボランティアスタッフを募集している。
募集するのは、コメ、野菜、缶詰、レトルトなどの各種食料品のほか、マスク、洗剤、トイレットペーパー、ティッシュなど。募金はレトルト食品などの購入費に充てる。仕分けや当日スタッフのボランティアも募る。
支援品は、11日14時~17時、12日10時~17時に茨城大学生協で受け付ける。指定日以外は民青県委員会(水戸市白梅、TEL 029-221-7441)で受け付ける。
岩清水さんは「コロナ禍が続き、学生の中には学費が払えずに退学したり、休学したり、食費を削り不安な日々を送っている人もいる。学生が希望を持てるように支援を続けていく」と話す。
開催時間は10時~11時30分。会場は茨城大学生協水戸食堂部1階食堂。問い合わせは電話(岩清水さん 090-9800-2812)で受け付ける。