水戸の「カフェ・アルコイリス」(水戸市泉町1)がオープン12周年を迎えて1カ月がたった。
店主の大津利春(としはる)さんが、バーテンダーやブライダルのフレンチシェフの経験を経て2009(平成21)年12月に出店した同店。店名の「アルコイリス」は、ポルトガル語で「虹」を意味する。「七色に輝く女性のために」というコンセプトの下、開業以来、自立した女性をターゲットにしている。
大津さんによると、開店当初は軌道に乗らず苦労したという。「これまでお世話になった人たちが支えてくれた。今では常連のお客さんもたくさんできて、家族みたいな存在」と話す。
人気メニューはランチタイムの「常陸牛Bigハンバーガー」(1,200円)。大津さんが高校時代に通っていた飲食店で食べたハンバーガーの味が忘れられず、同店でもハンバーガーを出すことにしたという。
大津さんは、「ずっと変わらない味だね、とお客さんに言われるが、実は気づかない部分では常に変化し進化しようと頑張っている」と話す。
「どうやって来店客を喜ばせるかをずっと考えている」とも。「料理はお客さまを喜ばせるためのアイテムの一つ。お客さまと一緒にこれからも楽しく笑ってお店を続けていきたい」とほほ笑む。
営業時間は、11時30分~14時、18時~21時。月曜定休。