水戸商工会議所が3月12日、サイクリングイベント「水戸八景グルメライド2022」を行った。
サイクリングによる観光振興を目的に企画した同イベント。水戸藩9代藩主徳川斉昭公が定めた景勝地「水戸八景」を自転車で巡る。
当日は、ガイドライダーと八景すべて回る「八景コース」(92キロ)、4カ所を回る「漫遊コース」(60キロ)に加え、走行距離130キロ、獲得標高1000メートルの「鍛錬コース」の3コースに分かれ走行する。
「漫遊コース」では、ガイドライダーによる観光スポットの紹介が行われたほか、コースに設置されているエイドポイントでご当地グルメが提供された。ゲストライダーで参加した自転車系ユーチューバーの愛あむさんは、スポットごとにグループを移動し、参加者の質問に答えたり、写真撮影に応じたりしていた。
数年前まで、茨城県南地域で勤務していたという男性は「県央地域を自転車で走るのは初めて。メディアなどで見聞きしていたスポットをめぐることができて良かった」と話す。
ライド終了後には、完走証が授与され、賞状を手に写真を撮影する参加者の姿も見られた。