子どもたちに体を動かしながら交通安全について学んでもらうイベント「ちびっ子広場」が5月15日、水戸市の千波公園 ふれあい広場で開催された。主催は水戸青年会議所。
「いのちのメッセージ展」に展示された交通事故遺族からのメッセージ
今回で47回目の開催となる同イベント。テーマは「音楽と芸術」。「いのちのメッセージ展」「アートバス」「キッズディスコ」などのコーナーを設けた。
NPO法人「いのちのミュージアム」が運営する「いのちのメッセージ展」では、交通事故遺族のメッセージを展示した。メッセージは、亡くなった子どもと等身大のパネルに飾った。交通事故について考えるきっかけを提供するほか、交通事故を自分自身の問題と理解してもらうことで、交通事故を減らしたい狙いもあるという。
「アートバス」では、子どもたちがアーティストの井上純さんに見守られながら、色とりどりのペンで思い思いの絵などを描いた。バスには、信号機の絵に「ミートマナー」の文字を添え、水戸市民に交通マナーの意識向上を呼びかけた。
「キッズディスコ」では、ブースに立った子どもが、DJの沖野修也さんに教わりながら機材に触れた。子どもたちは音楽に合わせながら自由に体を動かしていた。