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茨城町のラーメン店「キッチンヤン」オープン3周年 子どもの頃の夢かなえ

「キッチンヤン」店主の飯田 陽さん

「キッチンヤン」店主の飯田 陽さん

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 茨城町のラーメン店「キッチンヤン」(茨城町長岡)が5月24日、オープン3周年を迎えた。

看板メニューの「四川風担々麺(汁なし)」。要望があれば割りスープと小ライスを提供する。

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 席数は9席。店主の飯田陽さんは鹿嶋市出身。「ラーメン屋さんになりたい」という子どもの頃の夢をかなえた。地元の高校を卒業して上京し、調理関係の専門学校に進学。中華を専攻して広東料理を学び、卒業後は千葉のホテルや都内の飲食店で経験を重ねた。3年前にUターンし、茨城町にラーメン店を構えた。

 店名は、店主の名前の「陽(あきら)」を、中国語で「ヤン」と発音することから、「キッチンヤン」と命名した。

 提供している麺類のメニューは、「四川風担々麺(汁なし)」(850円)、「担々麺」(900円)、「エビワンタン麺」(950円)、「酸辣湯麺(スーラータンメン)」(900円)など。点心は、ココナッツ入りのタレにつけて食べる「水餃子(ギョーザ)」のほか、「焼き餃子」「焼売」「エビワンタン」(各500円)などを提供する。夜は麺類や点心のほか一品料理やおすすめメニューを用意し、アルコール類も提供する。

 メニューは、できるだけ手作りを心がけていて、サンショウなどのスパイスや調味料は、産地指定で取り寄せているという。「明るい店内でお腹いっぱい食べてもらえるように」と店舗の日当たりも重視した。

 店先に止めているキッチンカーは、一般企業へのケータリングや市町村のお祭りなどイベントなどに出店。出店では希望者の相談に応じる。

 3年目を迎え、飯田さんは「今は店舗が狭いので家族連れなどには利用してもらいにくいが、将来的にはもう少し広いところへ移転したい。総菜などの販売も検討したい」と話す。

 営業時間は、昼=11時30分~14時。夜=17時30分~21時。木曜定休。ケータリング時は臨時休業。子どもの利用はラーメン一人前を食べられる場合に限る。

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