水戸芸術館で1月24日、開催中の「BEUYS IN JAPANボイスがいた8日間」展関連企画として遠藤一郎さんが46日間にわたって行ってきたほふく前進パフォーマンス「愛と平和と未来のために」の帰還式が行われる
遠藤さんは愛車「未来へ号」で全国を行脚しながら活動している未来芸術家。ボイス展が開かれている12月1日から46日間にわたって、連日芸術館の敷地内をほふく前進するパフォーマンスを展開してきた。
遠藤さんがほふく前進する姿は、同館の光景として定着。遠藤さんの気さくな人柄もあって、昼食を差し入れする弁当店、子ども連れの親子、高校生ら多くのファンの声援を受けて帰還式を迎えることになった。
帰還式を前に遠藤さんのパフォーマンスに賛同した神奈川県の浅井真至さん、北海道の信長さんもほふく前進に参加。ゆっくり進みながら地面すれすれから見る光景を体験していた。
2か月間で4着のつなぎ服をボロボロにしたという遠藤さんは「水戸芸術館という狭い場所だが、ほふく前進することで新しいきずなが生まれ、新しい人の輪が出来上がった。帰還式では支えてくれた多くの方々に感謝したい」と話す。
帰還式は17時から。遠藤さんがほふくライブペイントを披露し、おしること甘酒を振る舞う予定。