「YAMANEウィンターマルシェ」が1月15日、ヤマネ&リリースクエア(水戸市全隈町)で開催された。
会場には焼き鳥やクレープなどの飲食店やアクセサリーなどのハンドメード雑貨店など約30団体が出店。ベリーダンスのパフォーマンスが会場を盛り上げたほか、体験企画では、茨城県キャンプ協会が、たき火コーナー、周囲の自然の杉の葉を拾い火種として使う火おこし体験、自然をテーマにしたネイチャーゲーム、日常でも役に立つようなロープの縛り方を紹介する講座などを展開した。
会場のヤマネ&リリースクエアは、水戸市内唯一の廃校となった旧水戸市立山根小学校を改修した施設。現在は保育園や学童保育、カルチャースクールなどを運営している。今回のマルシェは山根地区のかつてのにぎわいを取り戻すため、同地区の知名度の向上を目的に開いた。
火おこし体験に参加した親子らは「楽しかった。なかなか火をたいて囲んだりすることができないので貴重な体験になった」「子どもたちが集まって火をおこす様子を見るとほっこりした」「会場を初めて訪れたが、大盛況で楽しめた」などの声が聞かれた。たき火コーナーは、たき火を囲んで暖をとったり、マシュマロを焼いたりする家族連れでにぎわいを見せた。
主催したウォーターリリーの田仲一徳社長は「出店店舗も店舗間のつながりでの紹介で集まり、駐車場は近隣施設から貸していただいた。来場客含めた全員の力でマルシェができた」と振り返る。「(この施設で)一般客を招いたマルシェは今回が初めて。どれくらいお客さんが集まるかが心配だったが、にぎやかなマルシェになりほっとした。今回の反省点を踏まえて年内にまた開きたい。これからも山根地区の知名度を向上させたい」と意気込む。