ホテルレイクビュー水戸(水戸市宮町)で2月4日から、茨城県内の小中学生が考案した3品が期間限定のイベントメニューに加わる。
3品は茨城県教育委員会、茨城県学校給食会などが主催の「令和4年度つくろう料理コンテスト」の入賞作品から、同ホテルレストラン・アルエットの料理長が選んだ。選ばれたのは、水戸市立内原小の大津芽愛さんによる「長芋ときゅうりの梅ツナサラダ」、水戸市立第四中の横須賀茉莉子さんによる「宝石箱スープ」、ひたちなか市立大島中のチャン・ホアさんによる「さつまいも御飯」。
同コンテストは「休日の朝に家族と一緒に食べたい献立『Myホリデー 朝食メニュー』」がテーマ。茨城県産の食材を取り入れていることなどが条件となっていた。
1月4日・5日にはレシピを考案した3人が同ホテルを訪れ、レストランの厨房で料理長らのアドバイスを受けるなどして試作品を完成させた。
茨城県産のパプリカや卵、油揚げなどを使ったスープ「宝石箱スープ」を考案した横須賀さんは「料理は小5のころから積極的に取り組んでいて、ケーキ作りなどが得意。今回のメニューは食感の良さを意識した」という。スープに使う食材は1センチの角切りにし、彩りと食べやすさに工夫を凝らす。
横須賀さんは「レシピ考案をきっかけに改めて茨城が食材の宝庫だと気付き、そのイメージを形にして、見た目もキラキラして見えるように工夫した。このスープをきっかけに、茨城の魅力が少しでも伝われば」とはにかむ。
3人が考案したメニューは、ホテル内レストラン「アルエット」で2月に始まるイベント「ファミリーバイキング~土日祝ランチ限定のアルエットイベント~」内で提供。同メニューの提供は2月の土曜・日曜・祝日の11時~15時。予約優先。大人=2,380円、小学生=1,320円、未就学児無料。