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涸沼自然公園に新たな複合遊具 新1年生が「遊具一番乗り」

風船を見上げ歓声を上げる新1年生

風船を見上げ歓声を上げる新1年生

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 涸沼自然公園(茨城町中石崎)の「わいわい広場」に新たな複合遊具が整備され、4月8日、リニューアルオープンした。

涸沼自然公園「わいわい広場」の様子

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 オープニングセレモニーでは、小林宣夫茨城町長らによるあいさつやテープカットのほか、町内の小学校新1年生を招待し、バルーンリリースと「遊具一番乗り」を行った。合図とともに風船を手放した児童らは空に舞う色とりどりの風船を見上げ、跳びはねて喜んだ。遊具一番乗りでは、遊具に向かって元気よく走り出す姿が見られ、広場には歓声が響き渡った。

 同広場には幼児から児童まで年齢に合わせて楽しめる複合遊具を整備。6歳~12歳が対象の児童用遊具「ひぬまあじさいランド」は、同園の1万株のアジサイや町指定天然記念物のヒヌマイトトンボなどをイメージしたオリジナルデザイン。高さは約7メートル、幅は約26メートルで、遊具上部からは、汽水湖「涸沼」が見える。高さ約7メートルの「ネットクライミング」や、ロープにぶら下がり移動して遊ぶ「ロープウエイ」などもある。

 3歳~6歳対象の幼児用遊具は、複数のスライダーがある「グリーンアドベンチャー」、パネルを回して遊ぶ「パネルプレイ」、「スイング遊具」を設置。このほか、休憩施設として「屋根付きシェルター」や「ベンチ」なども整備した。

 設計・施工を手がけたタカオ(広島県福山市)の高尾典秀社長が一つ一つの遊具の特徴を説明し、同社からセレモニーに参加した新1年生に色鉛筆が贈られた。

 町商工観光課の本多史代さんは「子どもたちが歓声を上げながら風船を飛ばし、遊具に向かって走っていく姿を見ることができて、とてもうれしい」と振り返る。セレモニー当日朝には前日より降り続いていた雨が上がり、同町職員らで遊具を拭き上げ、児童を迎える準備をしたという。「コロナ禍でこれまで制限があったが、これからは屋外施設で思い切り体を動かすことができるので、子どもたちや家族の皆さんでぜひ楽しんでほしい」と利用を呼びかける。

 開放時間は9時~17時。11月~3月は月曜休園(月曜が祝日の場合は翌日休み)。

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