茨城町商工観光課が現在、サイクリングのスタンプラリーイベント「ガーランド・コレクト・ラン」を行っている。
町を自転車で巡り、自然やグルメ、歴史文化などを楽しみながら、ガーランドに見立てたステッカーを集める同イベント。ステッカーに付いている3種類の応募券を集めて応募すると、同町特産品が抽選で5人に当たる。
参加方法は、町の「大戸のサクラエリア」「小幡城エリア」「涸沼エリア」各3エリアのスタンプラリー参加店やスポットを、それぞれ1カ所ずつ計3カ所訪問。訪問先に自転車で来たことを伝え、「ガーランドステッカー」を受け取る。ステッカーの台紙にある応募券3枚を応募用紙に貼り、同町商工観光課窓口へ郵送または持参することで応募が完了する。
賞品は「茨城町特産品ブランドいっぴん」の認証品で、広沢ファームが生産する「梅里豚(ばいりとん)」を使ったソーセージ。
商工観光課の東ヶ崎由依さんは「先日発行したサイクリングガイドでキャンプ場の紹介をしているので、ぜひキャンプでも利用してもらいたいと考え、町特産品のソーセージを選んだ」と話す。
イベントやグッズ制作に関わった看板製作会社「フェイス」(茨城町木部)の平沢美晴社長は「今回配布するステッカーはUVカット・ラミネート加工をしているので耐久性がある。ぜひ自転車やヘルメットなどに自由に貼って、イベントを楽しんでほしい」と話す。
サイクルスタンドの両脇につけるプレートも今回新たに制作した。Lab.kenbee67代表のマツシタケンジさんは「各スポットに設置している町のサイクルスタンドを、POPで目立つように印象付けられれば」と考え、製作したという。
東ヶ崎さんは「若い人やファミリー層などにも自転車で気軽にイベントに参加してもらい、いろいろな場所を訪ねて新たな町の魅力を発見してほしい」と期待を込める。「応募用紙には走って良かったと思うスポットを記入できるので、ぜひ皆さんの声を聞かせてほしい」とも。
スタンプラリー参加店や応募用紙などの詳細は同町ホームページで確認できる。応募期間は2024年1月19日まで。