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友部駅前で初の「つながるマルシェ友部」 会場5カ所に延べ94店

「つながるマルシェ友部」を主催する「まちのベンチ」店主・河又恵太さん

「つながるマルシェ友部」を主催する「まちのベンチ」店主・河又恵太さん

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 笠間の友部駅前活性化を目的としたイベント「つながるマルシェ友部」が5月2日・3日、開催される。主催は日本茶カフェ「まちのベンチ」(笠間市八雲)店主兼デザイナーの河又恵太さん。

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 2日間合わせて94の作家や音楽家、飲食店などが参加する同イベント。クラフト作品の販売やアートの展示、ワークショップ、音楽ライブ、キッチンカーなど、さまざまなジャンルの店が集う。

 会場は5カ所を用意。地域交流センターともべ「Tomoa」(友部駅前)では、子どもや大人など家族で楽しめるワークショップのほか、クラフト作品を用意する。「まちのベンチ」には、陶器やレザーなど、大人向けのクラフトやアートを並べる。旧さくら幼稚園(八雲)、水戸信用金庫駐車場(八雲)には多くの作家が参加。菓子の販売やキッチンカー出店も行う。「笠間市役所前・緑のひろば」(中央)では、リユースイベントや農産物の販売などを予定している。

 それぞれの会場から一番近い会場まで徒歩で約3分。全会場を歩いて回ることができる。併せて、スタンプラリーも開催。全会場のスタンプを集め5月6日以降「まちのベンチ」に持参すると、先着100人に友部駅前の協力店舗で使えるクーポンと交換できる。

 河又さんは同市地域おこし協力隊のOBで、協力隊として活動していた2019年、笠間市八雲に日本茶カフェを開いた。河又さんは「友部駅前の人通りが少なく、人が集まる機会を作りたいと考えた。笠間市に定住してつながりが増え、今まで関わってきた地域の人や興味のある作家・店などに声をかけ、多くの人が協力してくれることになった」と話す。「『面白いことをやっている』と足を運んでもらい、まちを歩いてほしい。今の若い人たちは、そもそも駅前に何かあると期待していないので、まずはその期待値を上げていきたい」と意欲を見せる。

 開催時間は11時~15時30分。

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