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茨城県植物園で休園前最後のパネル展 「沈床園」公募写真企画も

オープン当初の沈床園

オープン当初の沈床園

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 茨城県植物園(那珂市戸)で現在、同施設の写真や資料を展示したパネル展が開催されている。

イベントが行われた際に沈床園で撮影された記念写真

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 来年度のリニューアルオープンに向けた改修工事が行われるため、7月1日から休園する同園。整備に当たり、噴水のある花壇としてフォトスポットにもなっていた「沈床園(ちんしょうえん)」が姿をなくすことから、同所で撮影した写真を一般公募し展示するプロジェクトも行う。

 1981(昭和56)年に県内初の植物園として開園した同園には約600種5万本ほどの植物が植えられ、植物について学べる憩いの場として親しまれた。リニューアルオープン後は、グランピング施設やコテージ、温浴施設などが整備される。

 パネル展では、オープン直後の園内写真や資料を通して同園の歴史を振り返ることができる。改修に当たり、園の顔として親しまれた沈床園が姿を消すことから、「ありがとう沈床園」と題した写真の展示会も行う。写真は一般から広く募る。同所で撮影した写真をプリントして同施設へ持参し、自身で掲示ボードに貼り付ける。風景写真、植物の写真、ポートレートなど、自身で撮影した写真が対象。

 6月22日・23日、29日・30日には沈床園に植栽された草花を無料配布する。

 同園管理事務所の加藤剛広所長は「大きなリニューアルを控え、しばらくの間休園となるが、これを機に茨城県植物園が44年間刻んできた歴史を感じてほしい」と話す。

 開園時間は9時~16時30分。月曜休園。入園無料。6月30日まで。

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