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涸沼自然公園のアジサイ1万株が見頃 5年ぶりのステージに磯山純さんも

遊歩道で満開を迎えた「柏葉アジサイ」の様子

遊歩道で満開を迎えた「柏葉アジサイ」の様子

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 茨城町の涸沼自然公園(茨城町中石崎)で現在、「第14回ひぬまあじさいまつり」が開催されている。

涸沼を一望できる「太陽の広場」

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 同園では、約30種類1万株のアジサイが見頃を迎えた。6月21日現在、園内の開花状況は八分咲き。開花状況は各年によって異なり、見頃を迎えるのは例年6月下旬ごろだが、ここ数日の雨で開花が進んだという。

 公園事務所入り口を通り抜けると、町ボランティアの整備した花壇や真っ白なアナベルが迎える。見どころは山の斜面に植えられた見渡す限りのアジサイが楽しめる「あじさいの谷」。谷の入り口には風が吹くと涼しげな音色が響く「風鈴小路(こみち)」がある。谷から続く遊歩道の柏葉アジサイのアーチは既に満開を迎えている。

 東京ドーム約7つ分の広さがある園内には、自然の地形を生かしたアジサイを楽しむためのコースを複数用意。園内マップを見ながら謎を解く「あじさいウオークラリー」も実施。子どもたちが楽しめる複合遊具のある「わいわい広場」や水遊びのできる「せせらぎ広場」、涸沼が一望できる「太陽の広場」などがある。

 町商工観光課の東ヶ崎由依さんは「『ふれあいマーケット』は7月7日の七夕の日に開く。コロナ禍でできなかったステージイベントも5年ぶりに復活する。水戸出身のシンガー・ソングライター、磯山純さんのステージをはじめ、趣向を凝らしたさまざまな催し物を準備しているので遊びに来てほしい」と呼びかける。会場では、シジミなどの町の特産品販売をはじめ、フードブース、クラフトショップなど約30店が出店。木工体験やワークショップのほか、観光ボランティアガイドによる「あじさい花ガイド」なども予定している。

 同まつりの期間に合わせてフォトコンテストも行うほか、町内の飲食店では「あじさいランチ・あじさいスイーツ」を5年ぶりに販売。「大黒家」「山水苑江美」「そば処しなの」「カザマデンキ」「ココプララ」「パティスリーブローニュ」「菓笑 堀江製菓」の7店舗が参加している。

 まつりの開催時間は9時~17時。入園無料。公園入り口で申請するとペットの同伴もできる。7月15日まで。「ふれあいマーケット」の開催時間は10時~17時。荒天中止。

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