国際交流イベント「門フェス」が6月29日・30日、かさま歴史交流館井筒屋で開催された。
期間中、会場を台湾の観光地・九ふんを思わせるランタンで装飾し、異国情緒あふれる台湾グルメをはじめ、県内の飲食店、占いや工芸品など50店が出店した。台湾地方創生部、タイガーエア、茨城空港も協力した。
両日を通し、いばらき大使で笠間特別観光大使を務める声優・俳優・音楽アーティストの安達勇人さんがプロデュースしたライブや、キッズ向けのゲームコーナー、ふわふわドームなどイベントを用意。県内外からの来場者の楽しむ様子が見られた。
会場では、今年4月に発生した台湾東部沖地震の復興を支援しようと、台湾ビールの売上金の一部が義援金に充てられた。このほか、「笠間のまちと通りのこれからをみんなで考える会」の沼田雄一郎委員長が台北駐日経済文化代表処の張瑞麟(ちょうずいりん)顧問に義援金の目録を手渡した。
張顧問は「これからも笠間と台湾の文化交流を深めていきたい」と話す。