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笠間稲荷神社で「車の茅の輪くぐり」 60年続く神事

茅の輪をくぐるパトカー

茅の輪をくぐるパトカー

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 笠間稲荷神社(笠間市笠間)の外苑駐車場で6月22日、「車の茅(ち)の輪くぐり」が行われた。

神事の様子

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 「茅の輪くぐり」は「夏越(なごし)の祓(はらえ)」を象徴する行事で全国各地で行われているが、車でくぐるのは珍しい。同神事は1966(昭和41)年に交通安全・事故防止を願って始まり、60年続いている。

 会場には人形(ひとがた)に加え車形(くるまがた)も付けられた、直径約6メートルの巨大な「茅の輪」が設置された。パトカーを皮切りに、消防車、乗用車、オートバイなどが一台ずつおはらいを受けてから、8の字を描くように茅の輪を3回くぐった。参加者には交通安全茅の輪守りが手渡された。

 参加車両には都内や他県ナンバーが見られ、遠方からも交通安全を祈願する人が訪れた。個性的な車やオートバイを見ようと訪れた見学者や、全国的にも珍しい神事を撮影するカメラマンらの姿も見られた。

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