
水鉄砲を使ったチーム対抗戦イベント「芸森ウォーターバトル2025」が8月24日、笠間芸術の森公園(笠間市笠間)で初開催された。主催はインターポジション(東京都)、共催は笠間市。
山口伸樹笠間市長(後列)と優勝した岩間第二小学校5年生チーム「トモダチ1」の永瀬暖琉くん、岡野綾真くん、水越陸人くん
同イベントは、3対3のチーム対抗戦形式で行う水鉄砲バトル。参加者は濡れると色が変わる的付きビブスを着用し、相手チームの的を狙って撃ち合う。的の中が濡れた場合はアウトとなり、アウトの人数が少ないチームが勝利となるルール。小学生の部、親子の部、大人の部に分かれ、約130人が参加した。
小学生の部では予選8回を行い、上位4チームが決勝に進出。岩間第二小学校5年生の永瀬暖琉(あたる)くん、岡野綾真(りょうま)くん、水越陸人くんの3人によるチーム「トモダチ1」が優勝した。
永瀬くんは「勝てないと思っていた。運が良かった」と笑顔を見せた。チームを組んだきっかけについて岡野くんは「チームはグッパーで決めた。普段から一緒に遊んでいる友達」と話す。水越くんは「障害物を使いながら隠れてやった。予選をやっている中で隠れてやってみようというアイデアが出た」と戦略を明かした。
決勝戦には山口伸樹市長も駆けつけ、子どもたちに声援を送った。表彰式では優勝チームに大型の水鉄砲が贈られた。
小学生の部後は、大人と子どもも混合で北軍と南軍に分かれて戦う「南北戦」を実施。山口市長も北軍の一員として参加し、子どもたちと一緒にびしょ濡れになりながら会場を駆け回った。全参加者の中で北軍の5年生男子児童1人だけが水に濡れずに残り、北軍の勝利となった。
笠間市都市計画課の中口敬太さんは「今回、初めての水鉄砲イベントに家族連れを中心に多くの参加をいただいた。子どもから大人まで一緒になって楽しんでいる姿が見られてうれしい」と話す。
同イベントは25日も水遊びゾーンのみ開催。開催時間は10時~17時。