
「けんしんエキナカマルシェ with 東海村」が9月10日、水戸駅改札前催事スペースで開催された。主催は、茨城県信用組合、JR東日本水戸支社、東海村。
プロモーションイベントの様子。(左から)東海村観光協会の川崎敏英(としひで)さん、「CLOVER(クローバー)」山中さん、「鈴木ハーブ研究所」疋田さん、「グルービー」大津さん、司会を務めた
鉄道事業者と金融機関、自治体が連携する地域活性化事業の一環。11回目となる今回は、東海村を拠点とする4事業者がそれぞれの自慢の商品を販売した。
パスタ専門店「グルービー」(東海村舟石川駅西)は、冷凍「海賊スパゲティ」や冷凍ピザ2種を販売。同社常務の大津康夫さんは「店でも海賊スパゲティが一番人気。エビやカニといった海鮮を豊富に使ってボリューミーで、食べ応えがあると好評」と話す。
「鈴木ハーブ研究所」(東海村村松)は、代表作の「パイナップル豆乳シリーズ」をはじめとしたスキンケア商品を販売。同社広報担当者の疋田茉奈美さんは「娘の肌荒れを治したいという親心から始まった会社。効果の実感と安全性にこだわった商品を開発している」と話す。このほか、ハーブティーの試飲と販売、茨城ご当地コスメとして偕楽園の梅や福来みかん、蓮の花の香りのハンドクリームや納豆の保湿成分を使ったジェルなどの販売を行った。
2020年創業のコッペパン専門店「CLOVER(クローバー)」(東海村舟石川駅西)は、人気商品の「あげパン」をはじめ、9月限定商品の「おイモのあげパン」など約40種のパンを販売した。同店主の山中智晴さんは「子どもから年配の方まで、幅広く親しんでもらえるコッペパンに絞って創業した」と話す。12日からは、地魚を扱う和食店「魚廉(読みがな)」直営の「スイーツラボ『リトルブルドッグ』」が出店し、さつまいものバスクチーズケーキなどを販売した。
初日にはプロモーションイベントを行い、各事業者の事業や商品、東海村の魅力を紹介する。山田修同村長は「自分もよく利用する魅力的な店ばかり。皆さん、東海村を拠点に新しいチャレンジをしている事業者なので、この機会に村やお店のことを知ってもらえたら」と話す。