「けんしんエキナカマルシェwith茨城町」が11月12日、水戸駅改札前催事スペースで始まった。主催は、茨城県信用組合、JR東日本水戸支社、茨城町。
鉄道事業者と金融機関、自治体が連携する地域活性化の新しい試みとして、茨城県内のまだ知られていない逸品や事業者を発掘しようと2023年に始まった同イベント。今回は第4弾として、昨年春に続き茨城町が出店。前回人気が高かったという「涸沼しじみ」に加え、同町下飯沼地区で「1つの毬(読みがな)に1つの実」を目指して作られているブランド栗「飯沼栗」などを販売する。
11月12日はオープニングプロモーションを水戸駅改札前で行い、茨城町の小林宣夫町長や各出店事業者が出席。小林町長は「茨城県信用組合とは包括連携協定を結んでおり、それをきっかけに関係性が続いている。茨城町の特長は、できない物がないくらいさまざまな農作物ができること。今年の6月には『いばらきメロン品評会 KING&QUEENコンテスト2025 イバラキング部門』で町内の事業者が最優秀賞を受けるなど、栽培環境だけでなく評価もいただいている」と茨城町の魅力を紹介した。
会場では、茨城町ブランド認証品の飯沼栗、合鴨農法で育てた米、涸沼のシジミ、いもようかん、常陸牛メンチカツ、サツマイモ、常陸牛ハンバーグなどを販売。米やシジミなどを購入する客の姿が見られた。
出店事業者は日替わりで、茨城町農畜産物「きらり」実践協議会と環舎涸沼は全日程、堀江製菓は12日・13日、海老澤農園は14日・15日、肉の木村屋は12日、茨城BMは13日、吉川商事は14日・15日に出店する。茨城町は販売ブースのほか、PRブースで観光PRを行う。
開催時間は11時~19時(15日は18時まで)。11月15日まで。