「枝豆まつり」が9月4日・5日、ファームランドさいとう(東茨城郡茨城町)で開かれた。2日間で約1,000人の市民が収穫を楽しんだ。
「農業の現場を見てほしい」と始められた同イベントは今年で11回目を数える。参加費1,000円で長さ1メートルほどのビニールひもを購入し、そのひもで束ねることのできる枝豆を収穫できる。
4アールほどの畑には収穫を待つ大豆の茎が生えそろい、ひもと鎌を手にした市民が丁寧に刈り取っていった。収穫は1人平均7キロほどで、家族連れなどは車に満載する姿も。
同農園の斉藤正さんは「枝豆と大豆が同じものと知っている人は少ない。今年は暑さの影響で実の付き方はいまひとつだが、これからも続けていく」と話す。