茨城県産食材を使った「アルベトレッペ食堂」が11月6日、水戸市南町自由広場で開かれた。
イベントは県内の農水産物の生産者とレストランなどを経営する料理人、メニューやレシピを考案するデザイナーの3者がコラボして新しいメニューを披露。試食した来場者の投票により優劣を競い合った。
参加したのは予選を経た県内8店舗や茨城大学、大成女子高、文化学園などの学生チームを含めた11ブース。それぞれ県産品を使ったオリジナルメニューを提供し、おいしさをアピールした。
雨中の決戦となったが、多くの来場者でにぎわい投票の結果、「和ダイニング茶ノ逢」のスープが一番人気に、売り上げでは格闘酒場「貫一」のオムライスが1位に、それぞれ輝いた。
同イベントは「茨城には良いものがあるべ。とれっぺ」の意味を込め、茨城の良いものやことを全国へ発信するプロジェクトの一環。ブランド力のない茨城の魅力を掘り起こすため、業種を超えた有志で活動している。