アジサイの名所、「保和苑」(水戸市松本町)と周辺史跡で6月13日、「水戸のあじさいまつり」が始まった。総面積1.5ヘクタールの園内に約30種類、6,000本の色とりどりのアジサイが咲き誇り、多くの人の目を楽しませている。
6月14日に行われたオープニングセレモニーでは水戸第一中学校合唱部によるコーラス合唱やオカリナの演奏、日本庭園で野点茶会が行われた。21日には俳句大会、28日にはハイキングや写真コンテスト、水戸黄門漫遊一座による写真撮影サービスも予定。期間中、お休み処・観光サービス茶屋「花」を開設するほか、苑内スタンプラリー(21~23日)、地元産品の販売や市民観光ボランティア「歴史アドバイザー水戸」による無料観光案内(土曜・日曜)も行う。
保和苑は徳川光圀公が美しい庭園を愛した寺として知られており、アジサイの植栽は昭和30年代から始まった。苑前の前田屋製菓(水戸市上水戸1、TEL 029-221-2468)が販売する、アジサイの花をイメージした季節の和菓子「あじさい饅頭」も観光客の人気を集めている。
入場無料。7月5日まで。