東日本大震災からの復興をアピールする「水戸まちなかフェスティバル」が10月28日、水戸市の中心市街地で開かれた。午後から降り出した雨にもかかわらず約3万5000人の人出でにぎわった。
同イベントはこれまで別個に開かれていた約20の民間イベントを結集。水戸中央郵便局前から大工町間の約1.5キロ間のメーンストリートを歩行者天国にして開催された。
会場内には無料バスによるトランジットレーンを設けたほか、近隣駐車場とのパーク&ライドを実施するなどで来場者を誘導した。
開催時刻の11時から一斉に来場者が押しかけ、ライブ演奏や飲食ブース、体験コーナーや雑貨の物販、イスバスなどのスポーツ、野外ファッションショー、映画上映、演劇などさまざまなイベントが繰り広げられ、水戸の震災復興を印象付けた。
子ども連れで来場した主婦は「こんなに人が多くてびっくりした。栃木県などからの出店もあり楽しめた。来年も開催してほしい」と期待を寄せた。