水戸の歓楽街の大工町を舞台とした冨永昌敬監督作品「ローリング」の先行上映会が5月30日・31日、イベントスペース「VOICE」(水戸市大工町3)で行われる。
同作品は2002年の第6回水戸短編映像祭のコンペティション部門でグランプリを受賞した冨永監督が水戸を中心にロケを行い、現代日本の人間模様を描いた。出演は三浦貴大さん、柳英里紗さん、川瀬陽太さんら。93分、カラー作品。
冨永監督は「パビリオン山椒魚(さんしょううお)」で長編デビュー後、「パンドラの匣(はこ)」「乱暴と待機」などの商業映画で活躍。今回の作品は久々の完全オリジナル劇映画となった。
水戸を皮切りに6月13日から「新宿K'sシネマ」、7月4日から「横浜シネマジャック&ベティ」など順次全国公開予定。
会場の「VOICE」はメーンロケ地であり、かつて「水戸パンテオン」という映画館があった場所。上映時間は30日=16時~、19時~、31日=12時30分~、15時30分~。最終回終了後はライブとトークイベントを予定する(料金別途)。
入場料は大人=1,800円、大学・高校生=1,500円、中学・小学生・シニア=1,000円