日本三大稲荷として知られる笠間稲荷神社(笠間市笠間1)で10月17日、「第108回笠間の菊まつり」が始まる。
同まつりは日本最古の菊の祭典で、1908(明治41)年、同神社の宮司が日露戦争によって荒廃した人々の心を和ませようと境内に菊花を展示したのが始まり。2007年の第100回を契機に市民参加の催事に発展し、同神社を中心に約1万鉢の菊の花が市内を彩る秋の風物詩になっている。
メーン会場の同神社では大河ドラマの「花燃ゆ」をテーマにした菊人形展(有料)を開催。ほかに同市内の小中高校・特別支援学校生が育てた菊や武蔵野美術大学の学生たちが制作した菊のオブジェなどの見どころも多い。
11月7日には笠間稲荷神社前通りで「かさま・門前菊あかり」を開催。17時30分~21時30分にはライトアップした夜の菊まつりを楽しめる。
11月23日まで。