水戸の京成百貨店(水戸市泉町1)6階のアートギャラリー1で7月19日、寺門由紀さんの画家としての個展「第7回寺門由紀アート展」が始まる。
寺門さんは茨城県常陸大宮市出身の画家。2007年に水戸市芸術祭美術展(市展)市長賞、2012年に茨城県芸術祭美術展(県展)第7科デザイン優賞などの受賞歴のほか、水戸市の偕楽園梅まつりであんどん制作ライブペインティングを行うなど勢力的に活動している。
同展は、2011年に始まり今年で7回目。前回の個展以降、描いた新作約30点を展示・s販売する。寺門さんの作品は、主にアクリル絵の具を用いて、オリジナルキャラクターのユキネコと仲間たちを中心に描いている。もともとはパステル画を中心だったが、細部まで描き込めることから、アクリル絵の具を使った画風に変わったという。
同展では、初出品となる新作・短冊形の作品も展示。今展のテーマは、「自然との語らいを大切に・・・」。寺門さんは、「自分が母となり子どもと過ごす中で、改めて自然の素晴らしさや草や土の香りを感じた。大人になるにつれ、気ぜわしくて触れなくなってしまう自然に目を向けた作品を作りたいと、このテーマで制作した」と話し、「絵を通して、夢や希望が伝わったらうれしい」と顔をほころばせる。
開催時間は12時~16時(最終日は17時まで)。入場無料。今月25日まで。