茨城県水戸市の「第130回記念 水戸の梅まつり」において、ライトアップイベント「偕楽園 UME The Lights 2026」が開催されます。 昨年好評を博した本イベントが、本年は開催日を増やし、内容も拡充。梅林や竹林の幻想的な演出と、茨城の食に酔いしれる特別な早春の夜をお届けします。





■ Concept 歴史と対話する「光の文化体験」
「偕楽園 UME The Lights」では、偕楽園の創設者・徳川斉昭公が意図した「陰と陽の世界観」 を、現代のライティング技術等の演出により再解釈することをコンセプトとしています。今年は、偕楽園の梅の花をより美しく魅せるために、日本古来の伝統的な配色美を梅林にまとわせるとともに、竹林では、斉昭公の「教え」をプロジェクションマッピングに組み込むなど、単なるライトアップとは一線を画す、歴史と現代が交差する「光の文化体験」をお楽しみいただけます。

偕楽園 UME The Lights 2026 エリアマップ
■Scene1 和歌が浮かび上がる「うたかげの竹林」
偕楽園の「陰」の世界を象徴する「竹林エリア」では、昨年多くの反響を呼んだ人工ミストによる雲海がエリアを拡張して登場。さらに今年は、新たな演出として、竹林に投影されるプロジェクションマッピングに、斉昭公が人の倫理観を養うことを目的として編纂した『明倫歌集(めいりんかしゅう)』の、梅の花を題材に詠まれた「和歌」が浮かび上がります。さらに、エリアの一角には、偕楽園好文亭内の茶室「何陋庵(かろうあん)」をイメージした光の茶室「うたかげ亭」が登場します。

竹林を包む雲海と照射されるプロジェクションマッピング(昨年度の演出の様子)
■Scene2 日本古来の配色美を纏う「かさねいろめの庭」
偕楽園の「陽」の世界を象徴する「梅林エリア」では、斉昭公の正室・吉子女王が宮家出身であることに着想を得て、宮廷文化における「十二単(じゅうにひとえ)」などの着物を重ねて四季を表現する配色の美学「重ね色目」を光で再現します。採用したのは、蕾の赤と花びらの白の重なりを表す「梅重ね」や「紅梅の匂い」など。上品で華やかなグラデーションで梅を照らし、吉子女王ゆかりの宮廷の美意識を現代に蘇らせます。

宮廷文化の配色の美学「重ね色目」を纏う梅林
■Scene3 アニメ『刀剣乱舞-花丸-』×『偕楽園 UME The Lights 2026』「ひかりのつるぎ道」
JR東日本水戸支社が展開する、アニメ『刀剣乱舞-花丸-』とのタイアップ企画「かえってきた 花丸遊印録~燭台切光忠が贈る、おもてなしのひととき~」に合わせ、特別演出を実施します。
偕楽園の杉林に現れるのは、3振りの刀剣男士の気配が重なり合う幻想の路。「ひかりのつるぎ道」では、刀剣男士 燭台切光忠・大和守安定・加州清光をイメージする光が静かに道を照らし、中央の桜路へと導きます。金は気品、赤は静かな情熱、青は透明な覚悟を映し出し、3振りのシルエットが森の奥に浮かび上がります。
演出を担うのは、「偕楽園 UME The Lights 2026」も手掛ける歴史と光と影をテーマに活動する空間演出チーム「陰翳 IN-EI」。偕楽園の自然と歴史に寄り添いながら、刀剣男士たちを“余韻”として描き出します。
さらに、アニメ『刀剣乱舞-花丸-』から厳選した楽曲を和の響きと融合させたリミテッドミックスのBGMに乗せて3振りの撮り下ろしボイスをお聞きいただけます。
3つの色が重なり、ひとつの道になる。光の中を歩き、影に気配を感じる。それは“観る”のではなく、物語の中へ踏み込む体験。ここでしか出会えない『刀剣乱舞-花丸-』と光の出会いをぜひ体感してください。

■Food&Drink 地酒や限定グルメもバージョンアップ
フードエリアでは、昨年好評だった梅や常陸牛を包んだ「本格中華まん」に加え、茨城の地酒や、日本一に輝いた「梅酒」の飲み比べが楽します。また、茨城の名産品である干し芋を使用した「ほしいもポタージュ」など、ほっと温まる新作グルメも用意。さらに、数量限定で、ライトア ップイベントならではの光るスパークリング梅酒「UME酒Lights」も登場します。

本格中華まん

茨城の地酒飲み比べ

ほしいもポタージュ

光るスパークリング梅酒
■ Lighting / Spatial Expression(演出・監修)

陰翳 IN-EI(総合演出・監修)文化財や歴史空間を舞台に、光と影で物語を描く空間演出チームと、宮廷装束の調進・着装を伝承する衣紋道山科流若宗家・山科言親氏によるユニット。場所が持つ歴史や気配を丁寧に読み解き、他分野の才能と協働しながら、光と影によって文化を可視化します。本イベントでは、徳川斉昭公の思想をテーマに、平安から受け継がれてきた「重ね色目」を光のレイヤーとして庭園空間に展開。単なるライトアップにとどまらず、歴史と現在が重なり合う文化体験を創出する。

衣紋道山科流 若宗家・山科言親 (色彩監修・題字揮毫)平安時代末期から続く旧公家・山科家の末裔であり、宮廷装束の調進・着装を伝承する「衣紋道山科流」の若宗家。本イベントでは、平安時代から受け継がれてきた 「日本の伝統色」の中から、夜の梅林に美しく映える色彩を選定・監修。「重ね色目」の思想を光に置き換え描き出しています。 また、竹林の霧に浮かび上がる和歌の文字は、本企画のために山科言親氏ご本人が筆を執り、書き下ろしたものです。
■開催概要
- イベント名:偕楽園 UME The Lights 2026
- 開催期間:2026年2月13日(金)~3月15日(日) ※期間中の金・土・日・祝日限定(計16日間)
- 時 間:18:00~20:30(最終入場 20:00)
- 会 場:偕楽園本園(茨城県水戸市常磐町1-3-3)
- 入場料金: 前売チケット:高校生以上 800円 / 小中学生 400円
当日チケット:高校生以上 1,000円 / 小中学生 500円
※小学生未満無料
- 主 催:水戸の梅まつり実行委員会(事務局:水戸観光コンベンション協会)
- 協 賛:いばらき観光キャンペーン推進協議会(事務局:茨城県)
- 公式サイト:https://ume-the-lights.jp/