茨城県立図書館(水戸市三の丸1)をメーン会場に、11月1日に開催される「いばらき読書フェスティバル」に「こんな屋台が街にあったら」という妄想を持った市民が自作した「妄想屋台」が登場する。
「妄想屋台」は昨年、水戸芸術館が企画し好評を博したイベントで、今回は読書フェスの会場に9台のユニークな屋台が繰り出す。
参加するのはスイムの絵本から本を選んでギター伴奏付きで読み聞かせする「suimのお話屋台」、つながるをテーマにさまざまな思いを手紙につづってもらう「ファミリートゥリーカンパニーの手紙屋台」、コーヒーを飲んで本を作る「よろこび屋台100円カフェ」、街の音や楽器で客とセッションしCDを作る「音の実験屋台」、クリスマスカードとオーナメントを売る「マッチ売りの少女屋台」、スコーンとチャイを販売する「スコーンの森」、自作の陶器を展示販売する「うつわのはち」、5体の等身大パネルから顔を出して写真を撮ってもらう「パネル写真屋木春」、フェアトレードの商品を販売しマッサージも受けられる「フェアトレード屋台&しらとりマッサージ」の9台。
同フェスでは、「読み聞かせフォーラム」や映画「桜田門外ノ変」を監督する佐藤純彌さんの記念講演と鼎談(ていだん)、折り紙遊び、大道芸、野外コンサート、古本フリーマーケットなど多彩なイベントを展開する。
開場時間は10時~15時30分。入場無料。