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水戸市民会館で異業種3社が合同展示会「Art Spice」 「日常に彩りを」テーマに

(左から)「three one」柳生さん、「FARSHINA」織也さん、照明デザイナー「Double virtue」森さん

(左から)「three one」柳生さん、「FARSHINA」織也さん、照明デザイナー「Double virtue」森さん

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 水戸市の家具店「three one」、ペルシャじゅうたん専門店「FARSHINA(ファシーナ)」、照明デザイナー「Double virtue(ダブルヴァーチュ)」が12月20日・21日、水戸市民会館(水戸市泉町)で合同展示会「Art Spice vol.1」を初開催する。

(左から)「three one」の家具、「FARSHINA」のペルシャじゅうたん、「Double virtue」のランプシャード

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 展示会のテーマには「日常に彩りを」を掲げる。「FARSHINA」の織也スィーナ社長は「デジタル化や大量生産が進む現代だからこそ、数値化や可視化できない心の豊かさを提供していきたい。一見ぜいたく品に見えるかもしれないが、これらは日常に密接に関わり、心を豊かにするスパイスのような存在」と話す。「three one」の柳生勝美社長は「各社が築いてきた活動を多くの方に知っていただき、生活の質を高める選択肢として考えていただきたい」と話す。

 展示では、人の手による創造物にこだわる。織也さんによると、2500年以上の歴史ある職人の手仕事が生み出すペルシャじゅうたんや、一点一点手編みで仕上げる独創的なランプシェード、家具を通じて、クラフトマンシップの価値を伝え、「家具×ペルシャじゅうたん×ランプシェード」の親和性を表現するという。

 初の合同展示会開催について、柳生さんは「11年間アパレル店を営む中で、趣味や好きなことが自然と今回の展示会につながった」と振り返る。「他業種との交流の中で空間を活用した事例を知り、ペルシャじゅうたんに関わる織也さん、ランプシェードに関わる森兼徳さんとの縁があったので合同での開催を決めた。今までは文化を享受する立場だったが、今度は提供する側になりたいと思った」とも。

 織也さんは「物の見方を改めて考えるような活動は都内では多いが、地方ではそもそもの機会が少ない。世の中が目まぐるしく変わる時代に、一時立ち止まり、人生の質を考えるきっかけを提供していきたい」と意気込む。

 開催時間は、20日=13時~19時、21日=11時~19時。入場無料。

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