
国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)の「香りの谷」で現在、ラベンダーが見頃を迎えている。
同園で植栽しているのは、ラバンディン系の品種「グロッソ」約550株。約300平方メートルの敷地に紫色の花穂を揺らすラベンダーが広がり、花や茎、葉から漂う香りも楽しめる。同園広報担当者によると、見頃は6月30日ごろまで続く見込みという。
「香りの谷」は、砂丘ガーデンの谷間を利用した沈床花壇式のハーブガーデン。約2200平方メートルの敷地内では、ラベンダーのほか、カレーのような香りを持つ「カレープラント」、葉をもむとコーラのような香りが広がる「コーラプラント」、免疫力を高めるとされる「エキナセア」なども楽しめる。
6月22日には、公園ボランティア「ハーブパートナー」が中心となり「ラベンダーまつり」を開く。当日は「サシェづくり」(参加費200円、定員50人、随時受け付け)、「ラベンダーでブーケをつくろう」(参加費400円、定員各回15人、事前申込制)の体験イベントを行う。開催時間は10時30分~12時30分。
同園広報担当者は「ハーブパートナーが愛情を込めて手入れしている香りの谷で、ラベンダーの香りに包まれながら初夏のひとときを過ごしてほしい」と話す。
開園時間は9時30分~17時。入園料は、高校生以上=450円、65歳以上=210円、中学生以下無料。