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国営ひたち海浜公園でアジサイ「アナベル」見頃 新品種も植栽

アジサイ「アナベル」(2025年6月22日撮影、写真提供=国営ひたち海浜公園)

アジサイ「アナベル」(2025年6月22日撮影、写真提供=国営ひたち海浜公園)

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 国営ひたち海浜公園(ひたちなか市馬渡)の「ひなの林」で現在、約550株のアジサイ「アナベル」が見頃を迎えている。

花色が変化する「アナベル」

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 同園広報担当者によると、今年の見頃は7月10日頃まで続く見込み。雑木林の下で純白の装飾花(ガク)を手まり状に咲かせるアナベルは、木々の木漏れ日を受けて輝き、初夏の風景を演出している。

 アナベルはアジサイ科アジサイ属の落葉低木で、北アメリカ原産の品種。高さは100~150センチほどで、小さい純白の装飾花が集まって20センチほどの手まり状になる。咲き進むにつれて変化する花色も魅力の一つで、つぼみから咲き始め頃の淡い緑色は、花が咲くと純白に変化。さらに咲き進むと再び緑色となり、秋にはドライフラワーのようになる。

 園内では「ひなの林」に加え、「香りの谷」でもアナベルを楽しめる。「現在はラベンダーとの共演も楽しめる時期で、白色と紫色のコントラストが辺りに柔らかな彩りを添えている」という。

 「ひなの林」では、赤やピンクを中心とした新品種のアジサイも植栽。昨年から植え始めた「恋音」や「パリジェンヌ」に加え、今年は赤系の色がねじれるようなユニークな形が特徴の「トルネード」や、丸い花弁が広がる「メドウ」が新たに加わった。

 同園広報担当者は「梅雨時期にも訪れる楽しさを感じていただけるよう、今後も花のボリュームを増やしていく予定」と話す。

 開園時間は9時30分~17時。入園料は、高校生以上=450円、65歳以上=210円、中学生以下無料。火曜休園。

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