
さつまいも専門店「POTATOLABO(ポテトラボ)」(ひたちなか市釈迦町)が6月26日、期間限定メニュー「芋かき氷」の販売を始めた。
茨城県産紅はるかを使った手作り干し芋とスイーツを提供する同店。「芋かき氷」は、過去にSNSでさつまいもを使ったかき氷を投稿した際、常連客などから「食べてみたい」という声が寄せられたことをきっかけに開発したという。
店長の大沼遥果さんによると、開発期間は約1カ月。同商品は、自家製の芋蜜(みついも)を混ぜた氷を削ることで「上から下まで芋が楽しめる」という。「氷の粒感とフワフワ感の絶妙な食感になるよう工夫した。実際に食べた客からは、まるごと芋感が楽しめると好評を得ている」と大沼さん。「上から芋蜜をかけるだけだと薄まってしまうので、氷自体にも芋感を出したかった」とも。芋餡(いもあん)は焼き芋と蒸し芋のペーストをブレンドして作り、より芋感が出るよう改良した。トッピングには、ほうじ茶ホイップ、小豆、芋の練乳、芋チップスなどを使う。
大沼さんは「それぞれを食べ進めるのがお薦め。とにかく芋づくしの商品。注文を受けてから作るので時間はかかるが、専門店ならではのメニュー。季節に合わせた芋スイーツを夏でも楽しんでもらえたら」と笑顔を見せる。
営業時間は10時~18時。販売は7月末までを予定する。