満開の桜とライブ演奏を楽しむ「花見でボノボ」が4月11日、茨城県護国神社境内(水戸市見川1)で開かれた。神社境内をステージにしたフリーコンサートで、さまざまな歌と踊りの競演が花見客らを楽しませた。
ステージではロック、ソウル、民族音楽、ジャズなどさまざまなジャンルのグループがライブ演奏。また、ファイヤーアーパフォーマンスやベリーダンスなど歌と踊りのコラボレーションが繰り広げられた。併せて、黒澤明監督作品の照明を手掛けたライティング集団「ムーキー」が桜を幻想的にライトアップした。
水戸の桜まつりの会場ともなっている同神社周辺では約350本の桜が満開で、夜桜見物に訪れた市民らが光と音楽との競演を満喫した。
会場を提供した佐藤昭典宮司は「神社は人と人との交流の場で、子どもたちの遊び場でもあった。皆さんに開かれた神社で、イベントを楽しんでもらえれば」」と話す。