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ひたちなか「SumiKaCoffee」が1周年 「知られざる豆の魅力伝えたい」

コーヒー豆を手に笑顔を見せる店主の浅野和美さん

コーヒー豆を手に笑顔を見せる店主の浅野和美さん

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 コーヒー店「SumiKa Coffee」(ひたちなか市市毛)が2月3日、オープン1周年を迎えた。

15~16種類のコーヒー豆をそろえる

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 店主の浅野和美さんと夫の正一さんが運営する同店。冷凍設備の職人である正一さんと「好きなものに囲まれて暮らしたい」と考え、前職は医療事務だった和美さんが2022年9月にコーヒーソムリエの資格を取得。正一さんの実家だったそば店を約1年かけて改装しオープンした。店名の「SumiKa」は、夫婦のイニシャル(S=正一、K=和美)とコーヒー(=C)に、「みんなの住処(すみか)」との思いを込めて名付け、ロゴは正一さんがデザインした。

 店舗では15~16種類のコーヒー豆を取りそろえ、焙煎は正一さんが担当する。特に人気なのは「タンザニア」産のアルーシャ豆。「酸味が強い豆を、ガス火を使って焙煎し、チョコレートのような甘みを引き出している」と和美さん。

 店内には音楽好きという浅野夫妻のこだわりで、ギターが飾るほか、小さなステージも設けた。「アコースティックなどの演奏の場にもできれば」と和美さん。

 和美さんは「コーヒー豆の選定は、スペシャルティコーヒーにこだわらず、まだ知られていないおいしい豆を探すことを大切にしている。知られざる豆の魅力を伝えたい。世界中のコーヒー豆を取り寄せ、コーヒーで世界を回りたい」と意気込む。
 フードメニューでは、地元食材の常陸秋そば粉を使ったそばパンや、グルテンフリーのメニューを用意する。

 和美さんは「もっとマルシェやイベントへの出店を増やしていきたい。卸販売も行っているので、これから開業するカフェやレストラン、旅館などにも豆を提供できれば」と意欲を見せる。

 営業時間は12時~17時30分。水曜・木曜定休。

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