震災復興支援「ARUYO FOR JAPAN 日本の為にあるよ」が5月14日、茨城県水戸生涯学習センター(水戸市愛宕町4)で開かれた。東日本大震災で被災した偕楽園や弘道館の復興を支えるチャリティーイベントで、15日・16日には滋賀県彦根市でも開催された。
会場では、「桜田門外ノ変」映画化支援の会がチャリティーグッズや「ARUYO FOR JAPAN」関連グッズを販売、募金活動も行った。県のイメージキャラクター・ハッスル黄門も応援に駆け付け、募金を呼び掛けた。
併せて、茨城農産物応援の「絆プロジェクト」も開催。生涯学習センターも震災で施設が使えな状態が続いているが、施設利用者らが新鮮野菜や軽食を販売し、復興支援を呼び掛けた。
「ARUYO FOR JAPAN」は映画に出演した俳優・田中要次さんが「良いことも悪いことも含めて力強く生きていこう」との思いを込めた言葉。映画「桜田門外ノ変」上映をきっかけに、水戸・彦根両市民間の感情のわだかまりが解消。震災復興へ向けて、スクラムを組んだ。
水戸生涯学習センターの寺門義典さんは「県内の多くの施設が被災して使えない状態が続いている。震災復興へ彦根でも絆を深めていきたい」と話す