ひたちなかの「サザコーヒー本店」(ひたちなか市共栄町8、TEL 029-274-1151)で5月20日、「コーヒーを飲みながら農学・科学講座」が開かれた。
第1回テーマは「お母さん方の放射能の不安に答えて」。
講座では、東京工業大学・大阪大学名誉教授の永井泰樹原子力機構特別研究員が「核物理学者として」として講演。ポケット線量計などを販売する「千代田テクノル」、農作物生産者の「アクツ六国ぶどう園」、日本原子力研究開発機構の女性研究者らが放射能についてそれぞれの考え方を披露。参加者らの質問に答えた。
主催した同店専務の鈴木太郎さんは「店では県産の食材をたくさん使っているので、食の安全と放射能とどう向き合うのかと企画した。専門家にお母さん方の不安をぶつける場を設けた」と話す。
定員は30人限定だったが、参加希望者が殺到したたため、6月10日にも同じ内容の講座を開く。開催時間は10時30分から。