水戸の梅まつりが2月20日、偕楽園(かいらくえん)など水戸市内全域で始まった。
同まつりは1895(明治28)年から続く水戸に春の訪れを告げる伝統のまつり。約3000本の梅がそろう偕楽園のほか田鶴鳴梅林、千波公園、弘道館公園などの梅の開花が早咲き、中咲き、遅咲きとシーズンを通して楽しめる。
期間中の土曜・日曜の観梅デーには野外琴の会、謡と仕舞の会、観光PR、野だて茶会、水戸ひな流しなど多彩な行事が繰り広げられる。園内では水戸の梅大使や水戸黄門一座、水戸のキャラクターみとちゃんなどが出迎える予定。
今年は水戸駅前に観光客を迎える「梅香径」などの演出も行われ、市内は梅の花一色に包まれる。
会期は3月31日まで。