「都々逸(どどいつ)と茶席」をテーマにしたイベント「茶室で味わう、江戸の粋!柳家紫文演芸会」が8月23日、境裏千家茶道教室「松雲庵」(水戸市五軒町1)で開催される。
出演するのは「都々逸のすすめ」(創美社)などの著書もあり、曲音師・邦楽演奏家として活躍中の柳家紫文(やなぎや・しもん)さん。都都逸とは三味線などの伴奏付きで七・七・七・五の文字の中に粋やしゃれ、風流を詠みとるもので、寄席の出し物の一つ。
当日は、小間での茶席を体験後、柳家さんの粋曲ライブを開く。「水戸にも日本文化の一端として都々逸を広めたい。普段、なかなか敷居が高く入りづらいといわれている本格的茶室にも茶席体験を通じて気軽に入ってもらおうと考えている。興味はあっても、和の文化に触れるきっかけが無いのが一番残念。そうした方々のお役に少しでもなれれば」と主催者の境貞晴さん。
開演は、茶席体験=13時~、演芸会=14時30分~。入場料は、茶席体験と演芸会(お茶・お菓子代込み)=3,000円、演芸会のみ=2,000円。問い合わせは田島さん(TEL 080-5875-2300)まで。