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城里町で地域おこし協力隊の活動報告展示 活動の軌跡振り返る

(左から)3月に任期満了を迎える城里町地域おこし協力隊の鈴木さん、下条さん、藤原さん、瀬川さん

(左から)3月に任期満了を迎える城里町地域おこし協力隊の鈴木さん、下条さん、藤原さん、瀬川さん

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 城里町地域おこし協力隊による活動報告展示が現在、城里町役場の町民ホール(城里町大字石塚)で行われている。

展示会場の城里町役場町民ホール

 現在12人の地域おこし協力隊が活動している同町。会場では、3月に任期満了を迎える鈴木麻由美さん、下条有加(ゆか)さん、藤原綸子(ふじはらりんこ)さん、瀬川礼江(ゆきえ)さんの活動を紹介している。

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 4人は2016年4月、同町初の地域おこし協力隊として活動を開始。初年度は全員で「しろこしカフェ」「しろさとまちなか映画館」を企画し、2年目は、ふれあいの里敷地内の「コ・クリ」に拠点を移し、それぞれの経験や興味を生かした活動を展開。地域食材を使ったメニューを提供する「かつら茶屋」の運営や、「ナナカイカーニバル」「しろさとまちなか映画館」などのイベント、「古内茶ティーバッグ商品開発」「イノシシの革を使った製品開発」「しろさと里山めぐり」などを行った。

 鈴木さんは「生まれは茨城だったのに関わりのないまま他県で育った。親族も含め希薄となりがちな関係を何とかできるのではないかと思って応募した」と振り返る。「就任後、城里では人と人とのつながりが残っていて安心感があった。イベントに城里以外の地域からもたくさんの人が足を運んでくれて、出会いやつながるきっかけになった。任期満了後も形を変えてまちづくりに関わっていけたら」とも。

 下条さんは「農業経験があり、田舎暮らしをしたいと思ったのが隊員応募のきっかけ。実際に就任してみると住み心地がよく、地域の人の気にかけてくれて気軽に話せる距離感も良かった。今後も町内でこれまで関わってきた人たちと一緒に暮らしていきたい」と笑顔を見せる。

 藤原さんは「就任前は社会経験も浅い自分にできることはあまりないのではないかと不安もあった。就任してからは地域の人たちが快く『こうしたい』という自分の提案を受け入れてくれた。今までなかったものを自分で作れるんだと実感した。今後は期間中に取得した資格を生かし、里山や自然をフィールドに活動していきたい」と意気込む。

 瀬川さんは就任後に狩猟免許と猟銃所持許可を取得。今年10月にイノシシ革ブランド「sangrie(サングリエ)」設立のためにクラウドファンディングを活用した。目標金額は達成し、今春をめどに町内にある工房の稼働を目指している。「日本全国あらゆる市町村があるが、住んでいる人の色があることを学んだ。城里町の人に共通する、何でも自分たちで作ってしまう生活力には感激した。今後は町でできた縁を大切にあらゆる形で城里町と関わっていきたい」と話す。

 開催時間は8時30分~17時。1月29日まで。

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