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水戸で学生が手掛けるリユースショップ 平成を振り返る

水戸オーパの店舗前で笑顔を見せる文化デザイナー学院ファッションコーディネート学科の学生

水戸オーパの店舗前で笑顔を見せる文化デザイナー学院ファッションコーディネート学科の学生

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 専門学生が手掛ける期間限定リユースショップ「ユートピア平成」が現在、水戸オーパ(水戸市宮町1)で開かれている。

 文化デザイナー学院(水戸市泉町1)ファッションコーディネート学科の3年生16人を中心に、同学科の生徒らが主体で準備から設営、リメーク、販売、広報まで行っている同店。

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 1月29日に、修了制作に協力する「ユーゴー(小美玉市)」「水戸オーパ」へのプレゼンテーションが行われ、3年・永井夏南子(かなこ)さんの企画「ユートピア平成」が採択された。「平成を振り返る」「平成を懐かしむ」「平成を知る」をキーワードに、平成のファッションの歴史を振り返ることで、異なる世代間でのコミュニケーションの場を目指す。

 販売する古着の価格は、シャツ=200円)、ニット・スカート=500円)と、「ユーゴー」が展開するクリーニング店のクリーニング代と同価格に設定。店舗の壁には、平成に流行したファッションの分類や社会背景、トレンドなどをまとめた年表を写真付きで掲示。年表には、かつて流行した「交換日記」をスナップの貼り付けや書き込みでできるほか、平成に流行したおもちゃや雑誌、ランドセルなども展示され、フォトスポットとしても利用できる。

 そのほか、2年生によるリメーク衣料とリメークに合わせたディスプレーコーディネートの展示、1年生の考案したコーディネートの衣類も販売も行う。1,000円以上の購入者には、撮影から、モデル、スタイリング、メイク、ブックデザインまで学生が手掛けたブランドブックも進呈する。

 これまでの6日間で、学生から大人まで約1000人が来場。SNSをきっかけに足を運ぶ客も多い。同学院教務部の黒須菜穂子さんによると、親子で来店する客からは、懐かしむ声だけでなく、子ども世代が「新しい」と感じることから会話も生まれているという。

 店に立つ3年の小林冬実さんは「この『ユートピア平成』をみんなで作り上げることで、改めて知ることも多かった。平成の中でも、ファッションの流行が巡っているのだという実感もあった」と話す。「希望に応じて古着のコーディネートもしている。足を運んでもらえたら」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時30分~20時。2月17日まで。

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