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水戸のアップルパイ専門店が移転1周年 「自然体でゆったりできる場所」目指す

店主の田中芳子さん(左)と娘の雅美さん(右)

店主の田中芳子さん(左)と娘の雅美さん(右)

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 アップルパイ専門店「Yocicotan Cafe (ヨシコタンカフェ)水戸南町なか店」(水戸市南町3、TEL 029-291-8177)が5月2日、移転オープンから1周年を迎えた。

オーガニック・メープルシロップで煮詰めたリンゴを詰めたアップルパイ(540円)

 2012年に結城市で創業し、2015年に水戸芸術館裏店として拠点を水戸に移した後、2016年同所に移転した同店。1階は販売・イートインスペース、2階は各種教室やセミナー、会議、上映会、朗読会などのイベントスペース、ヨガやブックカフェなどのフリースペースとして活用する。移転後は、ライブイベントのほか、「アニメ 続『刀剣乱舞-花丸-』花丸遊印録スタンプラリー」のコラボカフェも行った。

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 店主の田中芳子さんは「移転前は店の前の通りは人通りも少なく、営業をはじめイベントなど外に出ることも多かった。今の場所がなければ辞めていたかもしれない。移転後の1年は『とにかく全部受け入れてやってみよう』と思って挑戦した年だった」と振り返る。娘の雅美さんは「まずは新しい環境で提案いただけたものに対して『できない』ではなく、『どうやったらできるか』と受け入れて進めてきた」と話す。2人は「元々2人ともネガティブで慎重。この1年だけでもマインドが変わってタフになった」と笑顔を見せる。

 芳子さんは「イベントやスタンプラリーをきっかけに再来店してくれる方も多い。移転を知った方から『無くなっていなくてよかった』という声もありうれしい。ゴールデンウィークには九州から関西、東北からの来店もあった」と話す。

今後は、ヒット商品の開発やまちのにぎわい創出に向け、場所を生かした提案を目指したいという。

 雅美さんは「当店のコンセプトは、自然体でゆったりできる場所。まちの中で、暮らしと楽しみと仕事ができたら。いろいろな人の後押しができて、みんなにとって必要な場になれば」と話す。芳子さんは「来月71歳になる。年を取っても、自分がやりたいことがあるのは幸せ。私はストーリーを伝えたりお話したりするのが好き。今年はお客さまへのメッセージボードにも挑戦したいし、水戸の昔話などのお話会もしてみたい」とほほ笑む。「ここに来ると気持ちが一つになる『おばあちゃんの家』のような場所にしたい」とも。

 今後は、親子アップルパイ作り教室、朗読会、ヨガ教室、ボードゲームイベントの開催を予定している。

 営業時間は13時~20時。月曜定休。

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