幼児の知育を応援する学習ノート型フリーペーパー「KidsDo(キッズドゥ)茨城県央版」が9月17日、発行された。
「KidsDo」は現在、全国で40万部を発行するフリーペーパー。全国20カ所目となる茨城県央版は印刷会社のあけぼの印刷社(水戸市白梅)が発行し、今号が2号目。。7月10日に創刊し、2カ月に1回発行する。
コンセプトは、「ちょこっとタイムに親子力を育めるフリーペーパー」。子どもの個性や能力を育むことや保護者が子育てをしていく上でためになる知識を提供していくことが目的。
編集部は現在5人体制で、営業からデザインまで子育て中の「ママ」が手掛けている。同誌では、子ども向けのコンテンツに、能力や個性を育むための意図や創意工夫を施すほか、「パパママ」向けに、コンテンツの意味を分かりやすく解説。地域の歯科医などのコラムやイベント情報、自治体の子育て情報なども掲載している。
平賀さんは「冊子の制作は、リアル子育て中のママが編集しているので、今、ママたちが知りたい情報をダイレクトにお届けできるようなフリーペーパーとなっている。知育に特化した見識者の学術的な見地も取り入れたコンテンツで誌面を構成している」と話す。「働き方としてもママたちの生活に合わせた出勤日で組んだり、急な休みや連絡はSNSを使ったりしている。ママたちが働きやすい環境をつくり、子育てと仕事を両立していけるようサポートしたい」とも。
発行部数は2万1000部。県内の幼稚園、保育園、こども園、図書館、一般企業の店舗で無料配布している。