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「パン工房ぐるぐる」が8周年 「地元の人が世界に誇れるパン店に」

店頭で笑顔を見せる栗原淳平さん

店頭で笑顔を見せる栗原淳平さん

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 「パン工房ぐるぐる」(本社=那珂市)」が11月8日からの3日間、「パン工房ぐるぐる ひたちなか店8周年感謝祭」(ひたちなか市中根)を開く。

一番人気の「奥久慈卵のとろ~りクリームパン」

 同店は、2011(平成23)年10月、ひたちなか店、2016(平成28)年に那珂店をオープン。「パンを通してお客さまを幸せに」をコンセプトに掲げ、「味」と「産地」にこだわった「最高においしいもの」を追求している。

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 社長の栗原淳平さんは常陸太田市出身。子どもの頃から菓子を作ることが好きだったという。中学生の頃、近所にパン屋がなかったことから「自分で作ろう」と初めてパン作りに挑戦。「時間をかけてもうまくいくわけではない」という現実を知り、パン作りの奥深さを知ったという。高校卒業後に、都内の専門学校へ進学。その後、埼玉県川口市に本店を構えるベーカリーショップ「デイジイ」に入社。パン製造の修業の中、「キリクリームチーズコンクール2007」で銀賞を受賞。店長にも抜てきされ、腕を磨いてきた。「高校時代から、茨城に戻って店を開くという思いがあった」と栗原さん。

 栗原さんは「うまくいかないこともあった。商品がメディアに取り上げられた時に、供給が間に合わずお客さまに申し訳ない思いをさせてしまったこともあったが、『ぐるぐるのパン、おいしいね』『あのパン良かったよ』『スタッフや店の雰囲気が好き』などの声に『やっていて良かった』と何度も力をもらった」と8年を振り返り、「毎週末、店に足を運んでくれる親子や近所の人もいて、たくさんの出会いもある。本当に皆さんのおかげ」と感謝をにじませる。

 2018(平成30)年には、食パン「GR茨城食パン」(1斤・260円)の配合を変更。茨城県県産小麦「ゆめかおり」、茨城県産牛乳、卵不使用と、製法を見直すことによって「くちどけ」「しっとり感」「もちもち感」を実現したという。今年に入って、一番人気でハイシーズンには1日1000個以上を売り上げる「奥久慈卵のとろ~りクリームパン」(200円~)のパン生地の配合も変更。これまでの奥久慈卵に加え、バターと併せて使っていたマーガリンを止めバターのみに変えたほか、茨城県産の小麦と牛乳など、県産食材にこだわった。

 期間中は、新作の「究極のチョコチップメロンパン」(200円)、「厚切りベーコンとキノコの和風サンド」(350円)を用意するほか、買い物金額の20%分の金券も進呈。「奥久慈卵のとろ~りクリームパン」をはじめとしたパンを通常より多く用意する予定。

 栗原さんは「パンの新作もスタッフがそれぞれ考案するようになっている。これまでの『味』はもちろん、人の育成にも力を入れ、働きやすい環境づくりもしていく」と話し、「パンの世界大会に出場する日本代表も目指す。地元の人が世界に誇れるパン屋になりたい。『奥久慈卵のとろ~りクリームパン』を子どもたちにとって『クリームパン』の常識にしたいという野望もある。これからも茨城県の農家や材料も積極的に使って、みんなが喜ぶパンを作っていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は9時~18時。水曜定休。

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