イラストや写真をプリントしたTシャツを大洗の砂浜に展示するアート展「風にころがるTシャツ展」の実行委員会が現在、手書きやデジタルのイラストやロゴを使った作品を募集している。
対象は解像度250dpi程度までのデータ、A6版(ハガキサイズ)~B4版まで・厚さ5ミリ以内の写真や手書きの原画。同展示は「楽しい」「かっこいい」「面白い」をコンセプトに、イラストや写真をプリントしたTシャツを砂浜に展示する。高知県黒潮町のNPO「砂浜美術館」発祥で、30年以上の歴史がある。発起人で大洗町在住の栗原敬太さんが、「Tシャツアート展」のフレンドシップ事業として企画。昨年から始まり、今年で2回目。
栗原さんは「昨年は、子どもから60代まで、幅広い参加者に恵まれた。『今回知らなかったけど次はぜひ参加したい』『次は自分も運営に携わりたい』といった声もあった」と振り返る。今年は、開催地を大洗サンビーチから大洗海岸に変更する予定で「同じ大洗の中でも、様相の異なる海の側面を見てほしい」と栗原さん。「魅力は、『海水浴の大洗』というイメージを更新する、新しい風景を『一緒に』作るという点」とも。
栗原さんは「Tシャツが風に転がるように、皆さんと一緒に新しい大洗の渚の風景を作りたい。100%オーガニックコットンのTシャツに思い思いのデザインを込めて、誰も見たことのない大洗の渚風景を作れれば」と呼び掛ける。
参加費は4,500円。応募は、WEBサイト上の申し込みフォームで受け付ける。締め切りは2月14日を予定する。作品展示は5月開催予定の「第32回Tシャツアート展」(高知県黒潮町)、6月開催予定の「風にころがるTシャツ展」(茨城県大洗町)、7月開催予定の「サンビーチクラフトマーケット」(茨城県大洗町)で行う。