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ひたちなかの寺院でボードゲームイベント 小学4年~大人対象に、見学も歓迎

寺子屋でのボードゲームの様子

寺子屋でのボードゲームの様子

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 「放課後のてらこや」が2月23日、正安寺(ひたちなか市中根)でイベント「お寺でボードゲームを楽しもう!」を開く。

正安寺外観

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 「放課後のてらこや」は同寺の11代住職・増田直さん、妻の真紀子さんが中心となり2019(令和1)年7月に始まった取り組み。ひたちなか市立中根小学校の児童を対象に、月2回のペースで放課後に寺院境内を開放する居場所支援事業として行っている。

 真紀子さんは「元々お寺では、18年前から檀家さんの子ども向けのサマースクールを行っていた。今、核家族や外遊びの制限も多く、子どもが気軽に遊ぶことが難しい。サマースクールより、もっと開かれた形で子どもが集まれるような機会や場所を提供したいと思った」と話す。同所での、一般向けのボードゲームイベント開催は今回が初めて。

 当日は、「日立ボードゲーム少年団」「日立ボードゲーム広場」がボードゲームのルールと遊び方を子どもたちに指導する。1995(平成7)年にドイツで考案され世界2000万個以上の販売数を誇るという「カタン」をはじめ、さまざまなボードゲームを用意する。

 「寺子屋の子ども限定でボードゲームを行ったところ、(ボードゲームに)はまって家庭で買ってもらったという子もいる。ボードゲームは、年齢性別関係なく楽しめて大人と子どもが対等でいられる。会話しながら行うので、コミュニケーションが取れて笑顔になれるのが魅力」と真紀子さん。「寺子屋に来る子どもたちから、休みの日もお寺で遊びたいという声が上がっていた。今回をきっかけに、今後も定期開催していけたら」とも。

 真紀子さんは「正安寺を開放しての初のボードゲームイベント。ボードゲームが初めての人や見学だけでも歓迎。出入り自由なので、子どもから大人、家族連れまで、都合の良い時間に足を運んでもらえたら」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は14時~18時。参加対象は小学4年~。参加費は、大人=300円(見学無料)、大学生以下無料。

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