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茨城町のシェアキッチンでカフェ2店がコラボ営業 地元食材にこだわる

左から平澤さん、看板犬のコウメ、川島さん

左から平澤さん、看板犬のコウメ、川島さん

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 茨城町の納屋を改装したシェアキッチン「納屋Cafe」(茨城町下土師、TEL 090-5758-8160)で3月5日、「オーガニックマルシェカフェひ・ら・く」と「Luminous cafe(ルミナスカフェ)」のコラボ営業が始まった。

店舗内観

 同所は2017(平成29)年11月、NPO法人「環~WA」の事務所移転をきっかけに、地域資源を生かす若者たちを支援するネットワークづくりの起点として、NPOスタッフや地域おこし協力隊らが築50年の納屋をカフェとして改装。ドアや窓枠など随所を手作りで仕上げ、2018(平成30)年5月、シェアキッチンとしてオープンにこぎ着けた。席数は、テラス席8席、テーブル席14席、座敷席12席。

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 2018(平成30)年5月、茨城町地域おこし協力隊の川島裕樹さんが、平日は農業を行い、週末は「地元食材を『食』にして届ける」をコンセプトに「オーガニックマルシェカフェひ・ら・く」として営業を始めた。同店では自家製小麦を使ったピザを提供する。2019年6月からは、平日限定で平澤美佳さんが「Luminous cafe(ルミナスカフェ)」のランチ営業を始め、平澤さんの実家で生産する野菜と米を使った野菜中心のワンプレートメニューを提供している。

 川島さんによると、来店客から「地元農家の食材を生かしたそれぞれのメニューが食べたい」との声が多かったことから、2人でカフェを運営するコラボ営業を決めたという。コンセプトは「地産地消!茨城町をいただきます!」。川島さんは「これまで、うまくいかずにやめそうになったこともあったが、地元の方からの『茨城町にもカフェができて、自然栽培の野菜を買えてうれしい』の声に励まされた。ここをきっかけに知り合った人も多い。続けてよりよい場所にしていきたい」と意気込む。

 同店で使う食材は、茨城町産小麦「ゆめかおり」、ブランド豚「和之家豚」、「石岡鈴木牧場」(石岡市)のモッツアレラチーズ、「平澤農園」「環~WA」(茨城町)の卵、「ジャングルファーム」「大塚池ファーム」から取り寄せる野菜など、シンプルな素材の味が楽しめる地域食材にこだわる。平日は主婦層やシニア層、週末は家族連れの利用が多いという。テラス席はペット犬も同席できる。店内では地元野菜や卵のマルシェコーナーも設置する。

 2人のお薦めメニューは、「自家製ベーコンときのこのトマトパスタ」(900円)、「グリーンカレー」(850円)、「自家製ベーコンと平飼いたまごのビスマルク」(Sサイズ=990円、Rサイズ=1,650円)。

 オープン当初から毎週カレーを食べに来ているという日立市在住の佐々木正博さんは「いつ来ても野菜がおいしくて、『今日はどんなカレーかな』という楽しみもある。薬膳カレーや野菜たっぷりのカレーとさまざまなこだわりのメニューが味わえるのが魅力」と話す。

 平澤さんは「多くのお客さまに、食を通じて茨城町の魅力を伝えたい。たくさんの笑顔をつくれたら」とほほ笑む。川島さんは「店は里山の森に囲まれた場所にあり、敷地内にはキャンプ場もある。古いカフェや納屋などの古民家、リノベーション、手作り品が好きな人にも楽しんでいただけるのでは。茨城は食材の宝庫。そんな茨城の色の魅力を、地元内外のキャンパーにも広めたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は、木曜~土曜=11~15時、17時~21時、第2・第4日曜=11~15時。