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水戸のアクアテクノが除菌用次亜塩素酸水を無料配布 「できることをできる人が」

配布する除菌用次亜塩素酸水を手にした飛田さん

配布する除菌用次亜塩素酸水を手にした飛田さん

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 総合水処理機器販売とメンテナンスを手掛ける「アクアテクノ」(水戸市見和、TEL 029-253-5533)が4月19日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向け、次亜塩素酸水の無料配布を偕楽園下桜山第2駐車場(常磐線線路脇エレベーター設置駐車場)で行う。

配布を行う偕楽園下桜山第2駐車場(地図)

 同社は1977(昭和52)年創業。水処理機器販売とメンテナンスのほか、配管内部の洗浄、保護(防触)や、薬品の販売にも力を入れている。

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 厚生労働省は、次亜塩素酸水についてインフルエンザウイルスやノロウイルス、その他の細菌を不活性化させる効果を認めている。

 配布するのは、原料に食品添加物の「次亜塩素酸ナトリウム液」(NaClO)と「低濃度希塩酸」(HCl)4%液と「水」(H2O)の3つを専用機器で生成した混合水。保存が1週間ほどの電解水製法に比べ、3カ月程度の長期保存ができるという特長を持つ。県内外の介護施設や厳しい衛生基準の大手食品工場などでも使われている。

 責任者の伊藤洋男さんによると、同社では2003(平成15)年のノロウイルス流行時や2008(平成20)年の新型インフルエンザ流行時に近隣施設などへ同商品の配布を行ってきたという。伊藤さんは「もともと次亜塩素酸は人間の体にあるもの。殺菌力を高めながらも、刺激臭なく腐食を防げる商品として開発した」と話す。

 伊藤さんは「みんなが良くならないと自分も良くならない。できることをできる人がやると考えたとき、これは私にしかできないことだと配布を決めた」と話す。「適切なものを安全に使っていただきたいという思いがある。今回配布する商品は食品添加物と水でできているので、小さいお子さんやペットのいる家庭でも安心して使っていただける」とも。

 同社の臭気判定士と毒物劇物取扱者で娘の飛田久美子さんは「普段は面白く優しい父だが、自分のためだけでなく、動こうとする父を尊敬している。私も支えていけたら」とほほ笑む。

 配布場所で1.5メートル間隔に5台の容器を設置し、充てん(じゅうてん)作業員の指導の下、1人ずつコックを開けて補給。補給後は作業員が除菌し、順に補給ができる形を取る。

 配布時間は10時~12時、13時~15時の2部制。なくなり次第終了となる。配布は水戸市周辺地域の市民を対象に、1世帯2リットルまで。洗浄したペットボトルなどの容器を持参する必要がある。施設や保育施設などの利用については別途問い合わせを受け付ける。問い合わせは伊藤さん(TEL 090-3147-1419)まで。