ひたちなか市子育て支援センターふぁみりこ(ひたちなか市石川町)が4月21日、子どもと一緒に家の中で遊べるオリジナル動画の公開を始めた。
0歳から就学前までの子どもたちを遊ばせたり、保護者の保育相談に乗ったりする同施設。新型コロナウイルス感染症の拡大防止で3月3日から休館している。
同市子ども政策課の担当者によると「家にいることが多くなって何をすれば良いのか」という保護者からの問い合わせなどをきっかけに「家にいるお子さんと保護者の方が少しでも楽しく過ごせるように」と3月下旬、おもちゃの作り方やこどもと楽しく過ごせる遊びについてのページを作成し公開。
「家でも気軽に簡単に楽しめる、伝わりやすい動画」をコンセプトに、センター職員らが制作に携わり、4月21日、市ホームページとユーチューブの「ひたちなか市」チャンネルに動画を公開。4月24日現在、「ふぁみりこ職員紹介動画」、「うちで踊ろう!ふぁみりこバージョン」(ひとりでできるもんバージョン、お子さんと立ってやるバージョン、お子さんと座ってやるバージョン)、「ひたちなか踊りをみんなで踊ろう!」の5本がある。
センター職員は「今の状況では、大人も子どもも家庭で過ごすことが増え、保護者の方も不安や孤独感を感じやすくなっていると思う。動画を見て少しでも元気が出たり、楽しい時間のきっかけづくりになればうれしい。私たちも皆さんへの思いが原動力になっている」と話す。
情報発信の強化として、新たにツイッターとインスタグラムも始めた。今後は、編集中動画2本の公開や新作動画の制作のほか、ハッシュタグ「#らぶふぁみりこ(仮)」を付け、家庭で作成した工作や各家庭内の工夫を投稿する企画など、双方のつながりが持てるような取り組みも予定する。