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水戸出身会社員ら企画のオンライン課外授業が100回突破記念企画開催へ

公開されているオンライン授業の一部(ユーチューブチャンネル)

公開されているオンライン授業の一部(ユーチューブチャンネル)

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 水戸市出身の会社員・永田聡さんが発起人となり始まったオンライン授業「RemoteCampus(リモートキャンパス)」が5月16日、100回を記念した「リモキャン100回突破記念祭!」を開く。

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 「大人が子どもを支える社会」をコンセプトに3月2日から始まった同授業には、これまで94人が講師として登壇。5月7日に100回を迎えた。

 発起人の永田さんは「新たな発見、気づき、刺激、つながりが毎日生まれている。授業回数が増えていくうちに、多くの人のつながりができて、年齢関係なく『場』の重要さを再認識した」と振り返る。「知識や思いの共有、化学反応も起きて、学校や会社、家庭の中とはまた一味違ったつながりもある存在になった。現在、SNSグループなどでトータル1000人以上が登録している。ほぼ毎日授業にご参加いただく方、たまに状況をご覧いただく方も含め熱くあたたかい感想や反響をいただいている」と話す。

 5月4日は、中高生にとって最良なオンライン活用授業プランを考え、議論する「うちで語ろう学校のミライ」を開催。中高大学生から大人まで100人以上が参加した。この日の提案内容は現在、学校関係者への展開、生徒会への提案など現在進行形で進んでいるという。

 5月16日はオンライン会議システム「Zoom」を使ったイベントを開催する。当日は、「午後の部」「夜の部」の2部制で、テーマごとに受講ルームを分ける。「午後の部」は、「教育×デジタル」「不動産×行政」「地方創生×起業」などがテーマ。「夜の部」は、「限界集落×中高生」「スポーツ×お笑い」「コミュニティ×防衛・軍事」「エンタメ×宇宙」など。質疑応答も行う。

 講師は、イベント企画運営などを行う中高生、僧侶、お笑い芸人、宇宙関係事業者まで幅広く35人以上が務める。永田さんをはじめ、水戸市出身で「スポーツ報知」デジタル編集部デスクの加藤弘士さん、大手広告代理店に務める加藤喬大さん、「お母さん業界新聞あつぎ版」編集長のそがさちえさん、高校生起業家「STOPOVER」から代表の関根康太さんとエンジニアの山野一樹さん、中学生起業家など水戸にゆかりのある講師も登壇する。

 永田さんは「これまでに登壇いただいた中から35人を超える先生にお集まりいただき、異なる業界の皆さまが集まって議論する場を設けた。新型コロナウイルスの影響で世界中が大変な時期を迎えているが、今こそまさに自宅やリモートにいながらできる仕組みの活用や、いかに行動するかを考える大切な時期ではないかと思っている。多様な業界からお越しいただく先生と一緒に、学び合い、遊び合う場を体験していただけたら」と呼び掛ける。

 同企画は、今後も毎日リモートでの授業を継続。5月15日は高校生が企画運営する「CREATORS祭」、5月17日は、学生をメインの対象とした「お金について聞きたいこと」、5月18日は、社会人も含み双方向に話す「コロナパンデミック後の情報社会」、などを予定する。

 開催時間は、午後の部=13時~17時。夜の部=20時~24時。参加費は、一般=無料~5万円、学生無料。金額は参加者が各自設定する。

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