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茨城県と地域おこし協力隊がオンライン会議 アート活用ネットワークの構築目指す

アートミーティングの様子

アートミーティングの様子

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 茨城県県北振興局と茨城県北地域おこし協力隊の松本美枝子さんが5月15日、オンライン上で「第1回 Meets KENPOKU アートミーティング」を行った。

 茨城県では、2018(平成30)年から、アートを活用した地域主体のまちづくり促進を目的に、茨城県北芸術村推進事業に取り組んでいる。今年1月には茨城県庁で、県北地域内外のアート関連団体をつなぐアートミーティング「円卓会議」を行い、県内外の地域おこし協力隊によるプレゼンテーションやトークイベント、来場者参加型の意見交換などを展開した。

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 今回のオンライン会議では、県北地域でのアートを活用した地域おこし活動の現状や課題を共有。県内のアート分野の地域おこし協力隊やアート関係者などのネットワークを構築し協力体制を確立することが目的。

 当日は、茨城県北地域おこし協力隊、常陸大宮市地域おこし協力隊、大子町地域おこし協力隊、城里町地域おこし協力隊、石岡市地域おこし協力隊のメンバーや、地域のアート関係者、県担当者ら12人が参加。「コロナ感染拡大状況下によるアート活動の悩みや課題」をテーマに意見交換を行った。

 メンバーからは「任期終了までに展示開催を予定していたが、現状だと判断が難しい」「交流のある年配の方に会う見極めの難しさやガイドライン策定の必要性を感じる」などの悩みが上がった一方、「自分の取り組みは自然を相手にしているのであまり影響はない」「オンライン活用で移動時間がなくなり、逆に人と話す時間が長くなった」「収束後に展開できるよう制作の時間にしている」などの声も上がった。

 城里町地域おこし協力隊の坂本裕二さんは「あらためて、地方のアドバンテージを感じた。家も畑も安く、逆に魅力になっていくのではないか」と話す。北茨城市集落支援員の石渡のりおさんが、山菜などの写真をSNSに公開していることも話題に上がった。茨城県政策企画部県北振興局の上野陽平さんは「協力隊のメンバーが日頃の生活をアップすることが地域振興になる」と話す。

 松本さんは「地方だからこそ、人が集まる場所に行かなくても野菜、コメ、マスクなど『あるもので作る』という機会になった。今後、農村地に注目が集まり、茨城でも何かできるのではないか。このネットワークで一緒にアイデアを出せていけたら」と期待を寄せる。